疾患の説明
疾患の説明

やけど

「やけど」の治り方は、障害された皮膚の広さと深さによります。

小さくて浅いやけどの場合は2週間くらいの軟膏治療で傷跡もほとんど残らず治りますが、受傷範囲が広かったり深いやけどの場合は、入院が必要であったり、皮膚移植などの手術を行う場合があります。

やけどは痛くない方が重傷であることも多く、早めに専門医の受診をおすすめします。

巻き爪(陥入爪)

爪の異常で多いのは「巻爪」です。
ひどくなると、爪が周囲の皮膚に食い込み、歩くことで痛みが生じたり、化膿して治らなくなったりします。

当院では、局所麻酔をかけて痛みを取り除いた後、フェノールという薬で爪の形を整える治療をします。傷が治るまでには1ヶ月ほどかかりますが、手術後の痛みや再発がほとんど無い治療法です。もちろん外来通院で可能です。

治りにくい傷

健康な成人では、多くの傷が10日くらいで治るものです。
これ以上かかる場合は、傷の治りを阻害する原因を調べる必要があります。

傷に細菌がついていないか?糖尿病や血管などの病気がないか?爪や骨などが原因となっていないか?など、多方面からの検討が必要です。

当院では、迅速な対応でこれらの検査を行ない、平行して治療が必要な病気が見つかれば、関連各科へのご紹介も行っています